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Bali 2 Aug/08

バリ島 2008年8月

バリでは一人12000円の高級フレンチフュージョン料理から地元仕様のお弁当まで色々食べたが、美味かったのは地元仕様の屋台飯だったりする。つーか、バリ料理は元々屋台料理みたいなものなんだな。リゾートホテルの一品1000~2000円の高級ぶったバリ料理が一番不味い。以前、渋谷の某カフェで鶏のタジンを頼んだら単なる鶏のトマト煮が出てきてあきれたことがあるが、それと同じで、料理人がその料理のキモの部分が全くわかっていないまま作っているのだろう。

IMG_0279.jpgウブド在住のアスカさんが届けてくれた地元弁当、ナシ・アヤム・クデワタン。煮込み、焼き、揚げ、などいくつかの異なった味付け、調理をした鶏肉がご飯の上に散りばめられている。クデワタンとはウブド北部の小村の名前。ナンディニ・リゾートに向かう途中、お昼時になぜか道が渋滞している場所があり、運転手に聞くとクデワタン村の有名なナシ・アヤムの店の前で車が渋滞しているとのこと。次回ナンディニに泊まる際はここでテイクアウト弁当を買って、持ち込むことにしよう
IMG_0357.jpgプリアタンのワルンで頼んだナシ・チャンプル。いかにも庶民的だが、悪くない。
IMG_0436.jpg泊まっていた宿の近くにあった外人アトリエ兼カフェで頼んだミー・ソト=チキン・ラーメン。もちろん麺はインスタントだが、野菜はたっぷり。
200808-08-20-c0008520_1875450.jpgウブドでもっとも値段が張ると言われているフレンチレストランに行った。インドネシア一という評判で、日本なら数万円クラスの料理が、日本の数分の一の値段で食べられると聞き、ものは試しに行ってみた。
200808-08-20-c0008520_1894176.jpgアミューズ、前菜、魚二種、肉二種、チーズ、デザート二種のメニューが550000ルピーで税金が21%付いて、ラングドックのロゼワインが350000ルピーだから二人で2000000ルピー=約24500円。
200808-08-20-c0008520_1885230.jpg牛のテンダーロイン、デーツの香りの紅茶ソースとか、サワラのグリルにキンタマーニ山のぶどうソースとか、素材や調理法は凝ってるし、フレンチとインドネシア素材の両方を活かしていて、東南アジア特有のレモングラスやタラゴンがほんの少しだけ香りたち、まるで香水の調合師や良いクラブdjのような仕事をしている。
200808-08-20-c0008520_1811958.jpgでも「世界中でここだけの味!」みたいな決め手に欠けているような....。結婚式二次会の無国籍料理を一回り、二回り、三回りくらい美味しくしたような....。内装もアムステルダムのラウンジクラブやイデーのショールームみたいだし、ボサ・ラウンジみたいな薄口インターナショナルな音楽が流れているし、値段もちょっとオーバーチャージ。円が安すぎるというレートの問題もあるけど、12000円は高いな。バリの物価を鑑みて、8000円くらいが妥当ではないだろうか? 


IMG_0497.jpgもう一軒、ウブドのスギリヤ通りにある小さなフレンチ・ビストロPignou di Penyuで前菜。ひよこ豆の サラダ
IMG_0498.jpg同じくウサギのもも肉のプロヴァンサル煮込み。田舎のフレンチらしい味でなかなか悪くない。
IMG_0499.jpg同じ店でデザート。ビール飲んだっけ? 覚えてないけど、二人で4000円くらいだっけ? まあまあだね。フレンチは東京のほうがコストパフォーマンス高いよ。
IMG_0506.jpgこれもアスカさんが買ってきてくれたナシ・チャンプル弁当。おかずの量は少ないが、一つ一つのおかずにしっかり味が付いていて、ご飯がたっぷり食べられる。値段は聞いていないが、200円以下ではないだろうか?
IMG_0643.jpgウブドで有名なバビ・グリン(豚丸焼き飯)屋、ウブオカのバビ・グリン。11年ぶりに行くと、店が拡張され、大繁盛しているので驚いた。写真は通常のバビ・グリン・スペシャル(25000rp)でなく、バビ・グリン・ピサー(35000rp)。おかずの種類は通常のものと一緒だが、ご飯は別皿に盛られ、おかずの量が大盛り仕様。豚の血のソーセージ、いわゆるブーダンが美味い!
IMG_0646.jpg店頭にはブタの丸焼きが一匹置かれている。皮がクリスピーで美味いんだよね。
IMG_0727.jpg後半二泊したウブドから更に一時間半ほど内陸に入った渓谷リゾートホテルNANDINIで頼んだナシチャンプル。かなり高級な作りのレストランだが、味はロンドンのフレンチなみに激マズ! その上高い!
IMG_0729.jpg同じくナンディニのサテ。全く同じ素材のサテ(エビや鶏肉、パイナップル)を6本も並べる神経が狂ってるよね。味が単調で大味だから、4本しか食べられなくて、あとは残した。リゾートホテルはこういうことがあるから困るよ。
IMG_0849.jpgナンディニ二泊目は田んぼの中の別館に案内された。文句をつけて色々まけてもらった。飯は別館のほうがまだマシだったけど。ナシゴレンなんて高級なレストランで食べても仕方ない。
IMG_0852.jpg同じくナンディニ別館のナシチャンプル。サテだけは妙に美味いなあと思ったら、近くの集落に行って買ってきた屋台のサテらしい。まったくもう......。
IMG_4204.jpg5泊したナイスなバンガロウの朝食。パンケーキとバナナ、パパイヤ、パイナップル。原価はほぼタダだな。

目玉オヤジの冒険

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映画「アメリ」好きのファンシーなボクちんは、アメリの父親のノームにインスパイヤされ、目玉オヤジと旅をすることにしました。長い目で見守ってやって下さい。

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世界の街角で出会ったイイ顔のオヤジ達をワタクシなりの偏愛を込めて紹介します。

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201003-13-20-c0008520_23282788.jpgSALAM JOURNAL
私 サラーム海上が日々作った料理とそのレシピとその他日々の暮らしなどをお伝えするメルマガです。
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